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木曽路はすべて山の中(17) ~霧の岩村城・その3~

 さらにまっすぐ進みます。

 

 

本丸へ

 城内に、こんな長い直線路があるなんて珍しいかも?

 

 

霧ヶ井

 敵に襲われた時、この井戸に秘蔵の蛇骨を投げ入れると、あたりは忽ち霧が立ち込めこの城を守った…  って、私、敵扱い?

 

 

八幡?

 なんとか曲輪のあたり。

 

 

岩村石垣

こんな趣のある石垣が所々に現われて、テンションが上がります。

 

 

ボルト

本丸まで、ボルトなら 9秒58!

 

 ここで、あの人の話を書いておきましょう。  それは織田信長の叔母・おつやの方です。

 彼女はこの岩村城主・遠山景任に嫁ぎます。 所謂政略結婚ですね。

 1571年、主人の景任が病死(討死も?)、子がいなかったために信長の五男・坊丸(後の勝長)を養子に迎えます。
 しかし坊丸はまだ幼少であったために、実質おつやの方が城主として君臨しました。 これが『女城主』の謂れです。

 景任の死んだ岩村城を隣国の主・武田信玄が見逃すはずがありません。 早速、秋山信友に攻略を命じます。
 難攻不落の岩村城にてこずった信友は、おつやの方を妻とすることを条件に開城を迫ります。 いくら難攻不落とはいえ武田の勢いに勝てぬとみたおつやの方は、条件を受け入れて開城しました。

 これで岩村城は武田傘下の城となったわけです。 当然、坊丸は甲斐へと送られてしまいました。 人質ですよね。

 

 養子に出したとはいえ、実の息子を武田の人質にとられた織田信長は当然激怒します。

  しかし、この頃の信長は八方塞の状態で、岩村城奪還することは出来ませんでした。

 

 

六段の

おっと、本丸が見えてきたので、続きは次回ということで… 

 


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コメント

no subject

霧がなかったあたしは岩村城に味方認定されたのですね。
岩村城は下から登らなかったので、行ったのに見てない景色が見られるのが楽しみです。
ただ「霧の岩村城・その2」のコメントで書かれてある、落ち武者が見られないのは残念です。

三月兎美樹さんこんにちは

ということは、岩村城は武田軍派ということですね。
美樹さんは天目山では、敵扱いだったし(笑)

落ち武者…  秋山さんだったら話を聞いてみたいですね。
信玄のこと、勝頼のこと、そして おつやさんが本当に美女だったのかって。

ほぉ

岩村城欲しさに、その後室を妻にするというのは~
ということは・・・
「ホリプロ」という会社欲しさに、「綾瀬はるか」を妻にするようなものですよ!!

それなら・・願ったり叶ったりみたいな話ですが(笑)

チラ見で・・・・
本丸は、なかなか堅固な感じですねー凸

Tomさんこんばんは

いやいや、ホリプロが欲しかったら『和田アキ子』をお勧めします(笑)

凸ありがとうございます

本丸に・・・

直線の道があるとはめずらしいですね。

あっ、独り言から始まってしまいまして失礼しました。

改めまして、こんばんは!←遅い(汗)

石垣は、現存ですか?
霧が立ち込めていてより、幻想的に見えますね~♪

本丸まで百米・・・

ちら見の本丸に期待す!

ε=ε=ε=(^з^) 凸 9.58秒のpochi!

アッキーさんこんばんは

もちろん現存です。
多少の修復はしているでしょうけどね。

あ、あ、あまり期待はなさらないで…(汗)

ε=ε=ε=(^з^) 凸ありがとうございます。

女城主

こんばんは☆
なるほど~若かりし頃の織田信長のゆかりの城でもあるんですね。
百米・・・ああ、100mですか~。
凸d(^ー^)pochi

かやさんこんばんは

若かりし頃も、晩年の頃もゆかりがあるんですよ。

100mです。

凸d(^ー^)pochi ありがとうございます。

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