北陸征伐ツアーも、もう最後となってしまいました。
旅の最後に2つの城の紹介です。
【帰雲城】
まずはここ、「かえりくもじょう」と読みます。この城名はなんとなくメルヘンチックですよね。
この城の主、内ヶ島氏は1585年の秀吉の飛騨攻めの時に秀吉に降りましたが、その年の11月の大地震で、城や城下町、そして家臣や町民もろともに、山津波に呑まれて一瞬にして消え去ったといいます。
もちろん、内ヶ島氏は滅亡しました。
写真の山肌が削れているあたりが城跡らしいのですが、その下には今も内ヶ島氏が残した埋蔵金ならぬ埋没金が眠っているそうです。
城名と同様、メルヘンチックな伝説ですよね。
ちなみに城跡は、郡上市から白川郷へ抜ける国道沿いにあります。
その内ヶ島氏の家臣に山下氏というのがいて、その山下氏の居城が荻町城です。荻町城址は現在白川郷を一望できる展望台になっていて、観光客で賑わっていました。
堀や櫓台跡が残っているらしいのですが、そんなことはすっかり忘れて世界遺産へと車を走らせてしまいました。
【荻町城址からの眺め】
以上で今回の北陸ツアーは終了です。4泊5日の旅で訪れた城を紹介するのに、約3ヶ月もかかってしまいました。
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