記事一覧

秋なのに、春の夜の夢を見に天目山へ(9)

 景徳院を出た私は、近くの日川渓谷でしばし休憩。 10月中旬のことでしたので、紅葉はまだ始まっていません。    現在は舗装道路が整備されていますので、景徳院からはすぐそこです。     そしてここが、勝頼が行きたかった『天目山』です。 天目山といっても『山』ではないんですね。 私も最近知ったのですが、『比叡山延暦寺』とか『高野山金剛峰寺』 というように、『○○山』と...

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秋なのに、春の夜の夢を見に天目山へ(8)

 侍女の殉死レリーフの近くには景徳院というお寺があります。 ここは、徳川家康が武田勝頼の霊を弔うために建てました。  本当に弔うために? 甲斐の人々の心を掴みたかったんじゃないの~?   立派な山門です。 この門は、二度にわたる火災にも耐えて今に至るんだそうですよ。    本堂と旗堅松。 勝頼は左側に写る松の根元に御旗(みはた)をたて、息子の信勝に楯無鎧(たてなしのよろい)...

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秋なのに、春の夜の夢を見に天目山へ(7)

  天目山へと向かう勝頼一行ですが、織田軍に行く手を阻まれてしまいます。 そこで勝頼は天目山を諦め引き返すわけですが、ここで土屋惣蔵昌恒という人物が時間を稼ぐため織田軍をい一手に引き受けます。    この時、土屋惣蔵は崖道の最も狭い所で、岩影に身を隠し、片手は蔦につかまり、片手は刀を持ち、迫り来る織田軍を次々に切っては足元の日川に蹴落とし、日川の水は三日間血で赤くそまったと言われて...

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木曽路はすべて山の中(2) ~有楽苑の紅葉~

  木曽路を旅した時のレポートです。 本来なら順番に紹介する予定でしたが、ここから先に紹介してしまいましょう。   ここ有楽苑(うらくえん)は、愛知県犬山市の名鉄犬山ホテルの敷地内にあります。   入苑料1000円(チョット高めかな~)を払いまして門をくぐりますと、紅葉が見ごろでした。   有楽とは、織田信長の実弟・織田有楽斎のことです。 茶人として有名ですね。 ちなみに、...

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天地人、花に背いて北へ帰る(49)

天地人 第47回 『愛を掲げよ』  感想を書くのもこれで最終回です。 感想というよりも、愚痴ばっかりでしたが…  さて今週はというと、いきなり景明の死でした。 子供を全員亡くしかわいそうな兼続夫婦ですが、そんなことは視聴者には思わせないチープな演出だったようです。  もっと景明に感情移入してもらえるような演出をしてから殺さないと、視聴者(少なくとも私は)は感動しないと思いますよ。 もっ...

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木曽路はすべて山の中(1) 

 今回は中山道のうちの『木曽路』を旅しようと思い立ちまして、その木曽路の出発点『塩尻宿』にいます。 木曽路とは大体、塩尻~中津川のことを言うのだそうでして、木曽路を旅した後はあの城にも立ち寄る予定です。  でも天目山の記事がまだ残っているので、それが終わったら書こうと思います。  上の写真は、塩尻峠展望台からの眺めです。肉眼では、富士山もくっきり見えたのですが、写真にするとわかりに...

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秋なのに、春の夜の夢を見に天目山へ(6)

 国道20号線と別れ、天目山へと向かう道を進むと、四郎作古戦場があります。  この古戦場は   小宮山内膳友晴(友信)は、武田の重臣小宮山丹後守昌友の長男として武田氏に仕え、武田軍政に重きをなしていた。  長篠合戦以後武田軍の中枢は重臣たちによって司られていたが、小宮山内膳はその折々軍のため率直に意見を述べた。重臣たちはこれを快しとせず理非をわきまえずにこれを否定し遂に讒言により主君の勘気を...

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秋なのに、春の夜の夢を見に天目山へ(5)

 大善寺の近くには新撰組局長・近藤勇の像がありました。 このあたりは、板垣退助率いる新政府軍と近藤勇率いる甲陽鎮撫隊が激突した場所なんだそうです。 もちろん、新政府軍の圧勝でした。 なのになぜ板垣退助像ではなくて、近藤勇像なんでしょうね? やっぱり、日本人特有の『判官びいき』なのでしょうか?  近藤の出身地・多摩が近いからでしょうか?   ナゾは解けないまま次の目的地へ…   よ...

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アワノカミ と アユノメシ (後編)

 鉢形城から車で10分ほどでしょうか、国道140号線沿いに正龍寺はあります。     この寺には、鉢形城主・北条氏邦とその義理の父・藤田泰邦の墓があります。 藤田氏邦は、もともとこの辺りを治めていたのですが、小田原の北条氏が台頭してくると北条氏康の三男・氏邦を養子に向かえて北条氏の傘下に入ります。  その時妻になったのが、藤田泰邦の娘・大福御前です。    藤田泰邦には重...

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天地人、花に背いて北へ帰る(48)

天地人 第46回 『大坂炎上』  慈愛の心が刀に勝った。 今週はこれにつきますね。  予想通り、千姫は兼続が助けたみたいになってました。 しかも、大阪城内は淀・秀頼・千・幸村の四人だけで戦っているみたいでしたね。 もうチョット、侍女等が逃げ回るシーンなんか入れたら臨場感でるのにね。  大砲が天守に命中するシーンなんか定番なんですけど描かれませんでした。 描かれないといえば、上杉軍は大坂の陣では...

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秋なのに、春の夜の夢を見に天目山へ(4)

 勝沼氏館を出た私は、甲州街道を東へと向かいました。 大善寺に到着です。 ここは甲州街道(国道20号線)沿いにあり、看板もそれなりに大きいので間違えることは無いでしょう。  電車で行かれる方は最寄り駅(勝沼ぶどう郷駅)から徒歩30分です。   【大善寺山門】  偉大なる父・武田信玄の跡を継いだ勝頼は、一時は父よりも領土を広げますが、結局は織田信長によって滅ぼされてしまいます。  1582...

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アワノカミ と アユノメシ (中編)

 豊臣秀吉が、関東に惣無事令(私闘禁止令)を発令していたのにもかかわらず、猪俣憲邦は名胡桃城を奪取してしまいます。 わたしはこの名胡桃城事件は、猪俣邦憲の独断でやったものかと思っていたのですが、上からの指示があったらしいですね。  その『上』とは、北条氏政であったのか、氏邦であったのかはわかりませんが。   【復元四脚門】  その名胡桃事件がきっかけで、秀吉は北条征伐を開始します。 秀吉は...

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天地人、花に背いて北へ帰る(47)

天地人 第44回 『大阪の陣へ』  今週もブラック遠山大活躍でした。  あの役、本多正信にやらせればいいじゃん! だめなの?  で、今週はどんなお話でしたっけ? そうだ、仙洞院が亡くなった話でしたね。 彼女は上杉謙信の姉で、坂戸城主の長尾政景に嫁いで景勝を生みます。  当時としては長生きで80以上は生きました。 文字通り、上杉家の栄枯盛衰を見てきた生き証人ですよね。  んで、彼女はなん...

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秋なのに、春の夜の夢を見に天目山へ(3)

 続きましては、甲州市にあります『勝沼氏館跡』です。 甲州市とは、2005年に塩山市・勝沼町・大和村が合併して出来たし市です。 これも平成の大合併で出来た市ですが、昔ながらの地名が消えていくのはなんだか寂しいですよね。   ここの場所は説明しにくいですが、勝沼ワインセンターの脇にあるといえばわかりやすいかな? ここに到着するまでにはたくさんの葡萄畑があり、沿道ではおっちゃんやおばちゃんが客...

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アワノカミ と アユノメシ (前編)

 本日は埼玉県は寄居町にあります、鉢形城址へと行ってまいりました。 人生で三度目の鉢形城でありますが、今回は鉢形城歴史館開館5周年記念特別展『北条安房守と真田安房守』を見るのが主な目的であります。   【歴史館入り口冠木門】  鉢形城歴史館では、開館5周年を記念して上記のような企画展を11月23日までやっています。 真田安房守とはご存知、真田昌幸のことで、北条安房守とは、ここ鉢形城主・...

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秋なのに、春の夜の夢を見に天目山へ(2)

  浅間神社の次に向かったのが慈眼寺(じげんじ)です。 ここも武田信玄・勝頼ゆかりの寺です。   国道20号線沿いにあるので、迷うことは少ないでしょう。 でも『観光地』というかんじではないので、案内看板は見落としてしまいそうです。   この寺は、武田家の武運長久の祈祷所として武田家に庇護を受けました。 しかし、織田信長の甲州攻めのときに焼き討ち (ほんと信長って、焼き討ち好きね) に...

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まさに究極のツンデレ

 先日は、用事があって埼玉県は鴻巣市(こうのすし)へ行ってきました。 県外の方はあまりピンとこないでしょうが、かつては中山道の宿場町として栄えました。 現在は、免許センターのある街で有名です。 あとは人形と次念序ですね?   まあ、私は例によってこんな場所へ寄ってきました。 勝願寺です。   この寺はもともと違う場所にあったのですが、天正年間(1573~92)にこの地に移ってきました。...

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天地人、花に背いて北へ帰る(46)

天地人 第44回 『哀しみの花嫁』  冒頭で、本多政重は危険人物だって言ってましたよね?  あれ、ドラマ内でやってくれないかなぁ? あんなに重要なことをナレーションで済ませるのは、今年の大河の十八番なんでしょうがないですがね。   一話一話完結のドラマを見ていると思えば、今週も悪くはなかったですよ。 それには、松や政重がどのような人物かを説明する必要があったけどね。  そういえば民放で...

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