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日光を見ずして結構と言うこと莫れ(9)

 三匹の猿の周りにも人が増えてきたので、先に進みます。

 下の鳥居は日本初の青銅製の鳥居なんだそうです。

 

 

青銅唐鳥居

 この鳥居の横では、修学旅行と思われる小学生達が集合写真を撮っていました。

 私の小学校の修学旅行は、なぜか伊豆でした。 全く記憶に残ってませんが…

 

 

回転燈篭

 これは回転燈篭というものです。 四隅には象の彫刻がありますね。

 この回転燈篭は、オランダから送られてきたのですが…

 

 

回転燈篭 (2)

 ほら、葵の紋が逆ですね。 時の責任者(家光? 天海?)も気づいたそうですが、特にお咎めなしでこの場所に設置されたそうです。

 こんなことを他の大名家がやったら、どうなるかわかりませんよ。 特に外様はねぇ~

 

 

鉄燈篭

 先ほどは回転燈篭でしたが、普通の燈篭は東照宮のいたるところでみることができます。 全部の燈篭に、奉納した大名の名前が刻まれているんですよ。

 殆どの燈篭が銅か石で作られているのに、上の写真の燈篭だけは なぜか鉄製。 おかげで400年の月日ですっかり錆びてしまいました。

 そんなひねくれた燈篭を奉納した奴は誰かというと、やっぱり伊達政宗公でした。 名前もしっかり刻まれていましたが、写真ではわかりにくいので本物をご覧になることをお勧めします。

 

 

秋元喬知

 代わりにといってはアレですが、我が川越藩主の秋元喬知(たかとも)公の名前を見つけたので載せておきます。(写真は大きくなります) 

 

 ついでに秋元喬知のチョットいい話を見つけたので、少しお付き合いください。

 

 喬知には二人の息子がいました。

 ある二月の極寒の日、喬知はある大名の屋敷を二人の息子と共に訪ねました。

 訪ねたといっても、実際屋敷に入ったのは喬知だけで、二人の息子は数時間外で待たせました。

 二人はぶるぶる身体を震わせ、鼻水を垂らし、手足を冷たくして父の帰りを待ちました。

 そして父の使いが終わり、ようやく秋元家の屋敷に戻ると喬知は息子達に訊ねました。

 『この寒い中、長い間待たされてどう思ったか?』 と。

 兄はこう答えます。
   『父上の命でありますから、辛いはずはありません』

 弟はこう
   『もう寒くて寒くて、何度家に逃げ帰ろうと思ったことか』

 それを聞いた父の喬知は二人に言いました。 

 

 兄の方は、心を偽っている。


 本当は、寒くて父の共などいやだったはずなのに、父に孝行をしなければいけなく、また弟に手本を示さなければと思って無理をした。




 弟の方は、正直だ。


 自分が感じた、そのままの心を語っている。





 どちらが正解なのか?


 兄弟達は大きくなったら人の上にたつ立場になる。


 そういう時に、民の気持ちを自分の気持ちとして感じとれる人間になってもらいたい。


 それには弟のように、寒い日には寒いと素直に感じて、さぞかし民も寒がっていることだろうと思うことが大切なのだ。


 しかし人の上に立つ以上、寒いと感じたことをそのまま寒いと言うのでは、誇りがない。



 人の上に立つ者は誇りを捨ててはいけない。


 
 この2つのバランスを保つのがむずかしい。



 
 大切なのは民もさぞかし寒かろうと思いつつ、その寒さを口に出さずに、民のための政治を行っていくことなのだ。

 という話でした。

 

 う~ん、考えさせられますなぁ。

 

 

 

陽明門

次回はやっとこさ陽明門です。 

 


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コメント

うーん

秋元喬知公の話は・・・
なかなか、深イイですねー(゜-゜*)(。。*)ウンウン

もしも・・・
『もう寒くて寒くて、何度家に逃げ帰ろうと思ったが、父上の命ですから、辛くない事にしておきましょう』
なんて・・・・言ったら・・・

その場で~
切り捨て御免ですかっつつ(≧∇≦)ノ凸

越中守護Tomさん凸ありがとうございます

そんな子供いやだーっ!
まるで私の子供時代ですよ。←そんなこと言ったら性格疑われちゃいますね

いいはなシーサー凸d(^ー^)

こんばんは☆
今日は曇ってて寒い栃木でした。ブルブル~。
日光は小学4年の遠足で行ったんですよ。
修学旅行で来るのは隣県か近県の小学校でしょうね。
うちの小学校の修学旅行は会津若松城と、あぶくま洞に行きましたよ。

昨日の金曜日に日光に行った方が、ちょうど紅葉の見頃だったと言ってました。
NHKお昼の「ふるさと一番」で2日に渡って紹介されたので、この土日は大渋滞でしょうね。
凸d(^ー^)

かや@栃木県南さん凸ありがとうございます。

小学校で、会津若松城とは贅沢ですな~

せっかく見ごろなのに、明日は雨だそうで行かれる方はさぞかし残念でしょう。
とはいえ、雨の紅葉もまた風情があっていいですけどね。

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