>

まさに究極のツンデレ

Category : 埼玉中央のいいところ

 先日は、用事があって埼玉県は鴻巣市(こうのすし)へ行ってきました。

 県外の方はあまりピンとこないでしょうが、かつては中山道の宿場町として栄えました。

 現在は、免許センターのある街で有名です。 あとは人形と次念序ですね?

 

 

勝願寺

 まあ、私は例によってこんな場所へ寄ってきました。 勝願寺です。

 

 

山門

 この寺はもともと違う場所にあったのですが、天正年間(1573~92)にこの地に移ってきました。
 徳川家康はこの寺が好きで、このあたりに鷹狩りに来ると必ず寄ったそうです。(鴻巣なのに鷹狩りとはこれいかに?)

 

 

本堂

 家康の次男の結城秀康が北の庄に移封になった時に、もともとの居城だっった結城城の櫓や御殿をこの寺に寄進したそうなんですが、それら建築物は明治の災害で全焼してしまったんだそうです。
 現存していたら、間違いなく重要文化財だったのにね。

 

  

仙石久秀の墓 

 そんな勝願寺には有名人のお墓がいくつかあります。 

 まずは仙石秀久。

 彼は秀吉の古くからの家臣で、四国攻めで活躍しました。
 が、九州攻めでは島津軍に大敗を喫し、高野山に追放されました。 そんな彼も小田原攻めで活躍し、見事大名として復活したのでした。

  戦国史上もっとも失敗し、挽回した男というのが彼のキャッチフレーズらしいですが、詳しく知りたい方はマンガ 『センゴク』 をご覧ください。

 

 

真田信重の墓

 こちらは真田信重夫妻の墓。

 信重は、真田幸村のお兄さんの三男です。 って、やっぱり幸村(本名は信繁) 中心で説明しまいがちですね。

 

 改めまして、信重は“マイナーな方の真田さん”の三男です。 ←変わってないじゃん(汗)

 

 

 

小松姫の墓

 後世の我々から見たら真田信幸はたしかにマイナーかもしれませんが、 幸村が真田の『名』を残し、信幸が『家』を残したといえば聞こえがいいでしょうか?

 そんな信幸の奥さんの墓が上の写真です。

 

 信幸の奥さんは、徳川四天王の一人・本多忠勝の娘『小松』です。

 彼女のエピソードで外すことの出来ない話があるので、ここで書いておきます。

 

 時は1600年、徳川家康の会津攻めの時です。

 真田家も他家と違わず会津攻めに参加しますが、ご存知の通り京では石田三成が兵を挙げます。

 すると真田家は、父の昌幸と次男の幸村は石田方に、長男の信幸は徳川方につきました。

 昌幸と幸村は居城の上田城へと戻りますが、その途中には信幸の居城・沼田城がありますよね。

 ここで昌幸考えました。『この沼田城、ワシが奪ってやろう!』って。

 

 昌幸は城兵に向かって叫びます。『お~い! ワシじゃ~、昌幸じゃ~、孫の顔を見に来たぞ~、門をあけてくれ~』

 すると甲冑に身を固めた信幸の妻・小松が顔を出し 『たとえ舅殿の願いでもこの門を開けるわけにはまいりませぬ、入りたければ私を殺してから入るがよいっ!』

 小松が機転をきかせたのか、信幸から密書だ届いていたのかはわかりませんが、小松は決して昌幸を沼田城内には入れることはありませんでした。

 

 これに閉口し退散した昌幸が近くの寺で休んでいると、武装解除した小松が孫の顔を見せにやってきたそうです。

 

 

 まさに究極のツンデレ。


[ツンデレ] ブログ村キーワード
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行

Comment

ツンデレ

こんばんは☆
石田三成も今やツンデレだとか言われてますが(笑)
小松さんもなかなかのツンデレぶりですね。
「べ、別に、本気で怒ってたわけじゃないんだからねっ!」とか言いながら子供見せに来たんでしょうか。

沼田城址公園にはおととい行きました。
沼田城にこんなエピソードがあったんですね。

かやさんこんばんは

今夜は冷えますね。
関東でも山奥では雪が降っているらしいですよ。

小松さんにはこのほかにも豪快なエピソードが残っていて、夫婦で『信幸と小松』なる大河ドラマが出来そうな気がします。

no subject

こんばんは!

いつの時代でも、女性の「第六感」の凄さ…
これにはかないませんね~(@▽@)
鴻巣、埼玉でもマイナーな所なのではないでしょうか?
でも「蕨」ほどでもないかな(^_^;)

(`▽´)昌幸じゃ~ 開けろ~~~~
(`~´)この門を開けるわけには参りませぬ!
(`ε´)ムキー
ε=ε=(´д`;)退散じゃ~~~~
凸ヾ(^。^)pochi孫の顔を見せに来たわよ♪

凸ヾ(^。^)pochiありがとうございます

>いつの時代でも、女性の「第六感」の凄さ…
>これにはかないませんね~(@▽@)

おっと、なにかあったのですか?(笑)


 埼玉県は「市」の数が日本一なんだそうでして、県民でも知らない「市」がたくさんありますよ。

うむ

イイ話だなぁ~(≧∇≦)ノ
戦国武将らしい忠義に生きる生き方もありながら、ちゃんと人情味ある落とし所がイイ

しかし、大阪方と江戸方に一家を分けるなんて、究極の生き残り策ですねー

UMU

しかも西についたほうも殺されなかったんだから運がいいですよね~
非公開コメント

プロフィール

四十路

Author:四十路
戦国時代と城址巡りとラーメンが好きなアラフォーです。

Instagram
Instagram
FC2 ランキング

FC2Blog Ranking

にほんブログ村ランキング
にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ
にほんブログ村 歴史ブログ 城・宮殿へ
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
 

ブログ村ランキング参加中!

上のバナーか記事中のバナーをポチッとしてくれたら泣いて喜びます。
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
おきにいり
最近のトラックバック
3D球体タグクラウド
ブログ内検索
Thanks!
私の本棚
美女暦
埼玉時計

神戸市の税理士
電力使用状況&電気予報
頑張ろう、日本!
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして 東北地方太平洋沖地震 義援金  
ネコ派 vs イヌ派
バトルブログパーツ: イヌ派vsネコ派
猫 侍
猫侍
真田丸
官兵衛
おんな城主 直虎
八重の桜
QRコード
QR