記事一覧

秋なのに、春の夜の夢を見に天目山へ(最終回)

 天目山シリーズも最終回となってしまいました。

 最終回の舞台はここ、武田勝頼を土壇場で裏切った小山田信茂の居城・岩殿山城です。

 

 

岩殿山城冠木門

 この城は、国道20号線からも、JR中央線からも見えるので迷うことはないでしょう。 しかも、一度見たら忘れられないほどのインパクトのある山です。 

 山というより、一枚岩がドカンと大月駅前に聳え立っているのですよ!

 

 

岩殿山城資料館

 これです、その一枚岩。 この山に籠れば、さすがの織田軍も攻めあぐねるでしょう。 勝頼が頼みの綱としたのも頷けます。

 上の写真は、駐車場から10分ほど登ったところにある模擬櫓(?)です。 内部は資料館になっています。

 

 さあ、覚悟を決めて登りましょう!

 

 

 

岩殿山城揚城戸

 覚悟は決めましたが、登山道は整備されていますし、ペース配分さえ間違えなければそんなにきついことはないでしょう。

 上の写真は『揚城戸跡』です。 まさに自然の要害という言葉がピッタリの門跡です。

 

 

岩殿山城狼煙台

といっている間にも、もう本丸に到着。 模擬矢倉からは30分ほどかかったでしょうか?

本丸にはご覧のような烽火台跡があって、現在もその役目を果たしているようでした。

 

 

岩殿山城より

 あの一枚岩の上は三の丸跡になっていて、現在は展望台になっています。

 晴れた日には富士山が見えるそうで、楽しみにしていたのですが、この日は生憎の曇りでした。

 

 

岩殿山城より (2)

 下を覗くとこんなかんじ。 もちろん手摺りが設置されていますので安心ですが、身を乗り出すとチョット怖いですね。

 写っている道路は、中央高速です。 

 

 

 この城は小山田氏の居城です。 小山田氏というと、やはり土壇場で武田勝頼を裏切った小山田信茂のイメージが強いですよね。

 武田家も風前の灯かという時に、勝頼は二人の武将から誘われていました。

  真田昌幸 『いざという時には、我が居城、難攻不落の砥石城へお越しください。』
     小山田信茂 『いやいや、真田家は武田家に仕えてまだ二代。 ここは我が居城・岩殿山城へ!』

  そう言われちゃ、勝頼も小山田を選んじゃいますよ。 何代もの間、小山田家は武田家に仕えてきたんだから。
 (仕えてきたというよりは、武田家と小山田家の同盟だったという見方が強いみたいです)

 それが裏目に出て、結局は信茂の裏切りで勝頼は天目山に追い込まれるわけです。

 

 信茂はというと、織田信長に拝謁を願い出ますが、結局は殺されてしまいます。 その首は京で晒されたともいいます。 

 やっぱり『土壇場で』裏切ったというのが印象悪かったのでしょう。 信長もそういうところははっきりしていますからね。

 どうせ死ぬなら勝頼と共に岩殿山城で華々しく散った方がかっこよかったのにね、信茂クン! と思うのは後世の我々の勝手な妄想であって、実際は信茂の首一つで岩殿山城下が戦火から免れたとの見方が強いようです。

 地元では悲劇のヒーローなのかもしれませんね。

 


[天目山] ブログ村キーワード
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
関連記事
スポンサーサイト

コメント

賭けに弱い勝頼君

真田か・・・小山田か・・・
究極の賭けだったんですね・・・・

そういえば~例のKOEIの「野望」ですが・・・
合戦中に法外な知行を約束してくれたら寝返ることを言ってくる奴がいますよ~

その合戦には勝たなきゃならないし・・・特に攻城戦で城内の武将が寝返ってくれたら超ありがたいことなので・・・・即OKしていますが。

そんな奴は大概、能力的に何の仕事にも使えそうに無い奴が多く、また既に寝返り前科もあり・・・そんな奴に無駄な知行も払いたくなく・・・
国が安定したら真っ先に「追放」していますよ(笑)

信長の気持ちがなんとなく分りますね凸

no subject

こんばんは☆
大月駅からすぐなんでしょうか?
ここは登城してみたいですね~♪

龍馬伝まであと25日なんですか?
(サイドバーの掛け軸)
長いなぁ~。
ということは「江」まで390日ぐらいあるってことですよね。
長いなぁ~~~。

凸d(^ー^)pochi

大月駅前にありましたね

こんばんは!
河口湖に行くときに大月駅から見た風景に
ここがあった事を思い出しました(^_^;)
でも・・・
きつい(ToT)という印象しかないんですよね~
今度、チャレンジしてみようかなぁ~
なんて、いつになることやら・・・

凸ヾ(´д`)

Tomさんこんばんは

もっとタチが悪いのは、約束しておきながら寝返ってくれない武将がいるんですよね。
そういう奴はたとえ寝返ってくれても、使いずらいんですよね~。 信用していいものかと…

凸ありがとうございます。

かやさんこんばんは

私は車だったのですが、徒歩たど駅から15分くらいかなぁ?

『江』までは…
来年の龍馬伝の出来しだいで、長くも短くも感じそうですね。
凸d(^ー^)pochiありがとうございます。

アッキーさんこんばんは

是非、チャレンジしてみてください。

頂上からの眺めは最高ですからね。
(晴れていれば…)

凸ヾ(´д`)ありがとうございます。

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー

01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

プロフィール

四十路

Author:四十路
戦国時代と城址巡りとラーメンが好きなアラフィフです。

Instagram

Instagram

FC2 ランキング

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ
にほんブログ村 歴史ブログ 城・宮殿へ
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
 

ブログ村ランキング参加中!

上のバナーか記事中のバナーをポチッとしてくれたら泣いて喜びます。

カテゴリー

月別アーカイブ